STIR(ステア)に掲載されました

台風一過の空はどこまでも青く澄み渡っていました。
少しでも被害が少ないことを祈るばかりです。
一方でまた炎天が戻ります。くれぐれも熱中症等にお気を付け下さい。

このたび、株式会社 LITALICO(LITALICO lnc.)が発行している
フリーペーパー誌 STIRに-Social Café-Sign with Meが紹介されました。

STIR(ステア)は社会問題の解決や支援になどに取り組む支援者・関係者にフォーカスして
未来の社会を作る方策などをインタビューし、その情報を発信していくという雑誌です。

発行元のリタリコ社は知る人ぞ知る就労支援の最大手です。
そこに取り上げられるということは私たちの取組が評価されたということであり、
大変光栄でもあります。

炎天の日差しは兜の緒を緩めたくなりますが、ここでギュッと締め直して
さらに邁進していきます!

どうぞ応援よろしくお願いいたします。

※STIR(ステア)は-Social Café-Sign with Meにもあります。ぜひお手にとってご覧ください。

手話で学ぶ

GWに突入しましたね!
皆様、くれぐれも事故らないようお気をつけください。

ありがとうの種は「学び支援」も手掛けていますが、
日本社会事業大学 の聴覚障害者大学教育支援プロジェクトにも関わっています。

ここの大学は全国でも類を見ないユニークな取組をしています。
そのひとつが手話による教養大学で講義を日本手話だけで受講するというものです。
もちろん単位も取得できるようになっています。

ちなみに公開講座なので一般の方も聴講生として受講可能です。
日本手話で知識を身に付けたい方はぜひ!

他にも全国で初めて大学入試試験に「日本手話」を導入しました。
詳細は動画でわかりやすく紹介しています。ぜひご覧ください!

このように手話者が社会で活躍出来る環境を支援しています。
応援よろしくお願いします(^^)/

フリーペーパー Skabe に掲載されました

葉桜の緑が日に日に濃くなってきました。
いよいよ僕の好きな花のひとつである【ハナミズキ】の季節です。

じわりと汗ばむ陽気の中、咲き始めたハナミズキを眺めながら
出勤するとスタッフから『Skabe』を手渡されました。

「動かなきゃ始まらない。やってみなきゃ分からない。」

東京デザインプレックス研究所で雑誌編集&ライティングを
学ぶ学生が実習の一環で制作したフリーペーパー誌なのですが、
キャッチフレーズがとてもいい!人生そうでなくちゃ!と思わせてくれます。

あれは2月だったか、業務提携している仕事旅行さんを通して職場体験で
ご来店いただいたお二方にインタビューされた内容が掲載されています。

さすが!ライターの卵たちです。
僕の言いたいことがすっきりまとまっていました。

―――「聴こえない」というのは聴者視点なんです。
僕には、「○○ない」という発想がない。
だから「聴こえ」という価値観(モノサシ)で判断されるのは、
少々閉口している部分があるのも確かです。

            <中略>

自分にふりかかってくる問題に気づく力を身につけないと、
いつまで経っても自立できません。

            <中略>

スタッフは皆、いろいろ抱えています。
でも、ここでようやく自分らしさをとりもどせるようになってきています。
私はそういう場をもっと作りたいし応援していきたい―――。

こんな感じです。
-Social Café-Sign with Me の本棚にあるので
機会あればぜひ手に取ってご覧ください。

 

こどもトラストセミナー

3月8日(土)にコモンズ投信が主宰する
こどもトラストセミナーの講師を務めさせていただきました。

ALBO様のご好意で素敵な会場をご用意いただいたのですが、
なんと−Social Café−Sign with Meから徒歩1分という近さです。
今後ここを活用して色んなイベント仕掛けてみたいです。

今回は「絵本から手話劇を創ってみよう!」がテーマです。
対象者は聴者の小学生です。

奇遇にも先日に佐村河内氏の会見があったので
これを時事ネタに聴こえにくさを大まかに
「伝音性難聴」「感音性難聴」の2種類があることを説明しました。

そして自宅リビングを画像で紹介。

・なぜテレビが大きいの?
・なぜ壁が少ないの?
・なぜガステーブルがないの?

こんなQ&A形式で少しずつろう者の世界を理解してもらいました。

いよいよ手話劇です。
題材は誰もが知っている「ももたろう」です!

目で生きる人間の視点・発想だったら
どんなストーリー展開するのかみんなで一緒に考えました。

人を呼ぶ時は掛け声じゃなく
肩トントンとか足ドンドンとか。

恐らく、いつもとは違う所作や表現に戸惑ったことと思います。
でも嬉しい事に皆さん楽しそうに演じてくれました。

そんな子どもたちを後ろで温かく見守ってくれた親御さんにも
何かしらの気付きを与えることが出来たかな?

最後は皆さんぎこちないながらも
手話で「ありがとう」と云ってくれました。

これがあるから頑張れるんです。
これからも誰もがありがとうをもらえる社会を目指して種を蒔いていきます!

Pouchに掲載されました

皆さま、こんにちは。

昨日は3月3日。世間的には「ひな祭り」でしたね。
お嬢様のいる家庭では緑・白・桃色で彩った料理が
並んでたことでしょう。

-Social Café- Sign with Meでも
ひな祭りやホワイトデーを意識した三色マカロンを出しています。
限定なのでお早目に!(^^)!

男所帯の我が家には無縁の行事ですが、
ハマグリのすまし汁やチラシ寿司は
食べたかったです。。。

さて、この3月3日は別途「耳の日」とも言われています。
なぜか昔から聴覚障害者の間では「耳の日」を前後して
記念イベントが全国各地で催されます。

目で生きる人間なのに「耳」を象徴するイベントって
ブラックジョークですよね(笑

そんな折、仕事もプライベートも
全力でがんばる女性のための
脱力ライフ提案サイト 
Pouch  に
耳の日にちなんで-Social Café- Sign with Me
取組を取り上げていただきました。

http://youpouch.com/2014/03/03/175614/

手話通訳問題等、かなり深部に迫ったテーマになっています。
ぜひご覧ください!(^^)!

表彰されました!

2月27日、ベリーベリースープチェーン全国会合がアンジェロコート東京で開催されました。
全体方針や今後の展開について発表がなされた後、年間表彰が行われたのですが、
Café-Sign with Meは

「最優秀業態ブラッシュアップ賞」

を受賞することが出来ました。
これもひとえにスタッフ一人ひとりの頑張りです。

スタッフの代理としてありがたく受け取らせて頂きました。
今後も一人ひとりがありがとうをもらえる社会を目指して頑張ります!

 

社会資源の活用

こんばんは。
冬将軍の吐息は凄まじいですね。インフルエンザの猛威恐るべしです。
学級閉鎖も相次いでいるといいます。皆さん、どうぞお気をつけください。

先日、東京大学で【180 Degrees Consulting】という団体の最終報告会に出席しました。

この団体は学生による世界最大の非営利コンサルティング集団で、アメリカはハーバード大学を起源にアジア・ヨーロッパ・アメリカ地域の14か国で展開しているそうです。東京大学が日本支部になります。

社会奉仕活動をおこなう団体の抱える問題に対してイノベーティブで実用的な解決策を考えることにより、彼らがより大きな影響を社会に及ぼすことができるようサポートという崇高なミッションを掲げています。 ※詳細はこちらをご覧ください→【180 Degrees Consulting Japan】 

ありがとうの種が手掛ける -Social Café- Sign with Me 事業に大変興味をお持ちいただき、力になりたいと申し出てくれたのが昨年の11月です。

正味2ヶ月くらいでしたが、多国籍からなる若いメンバーとのやり取りはややもすると硬直化する私にとって刺激的なひと時でした。彼らにとっても「ろう者・手話者」という世界観は目からうろこだったといいます。

とにかくにも-Social Café- Sign with Meが抱える経営課題を抽出し、6つくらいに分類してそれぞれの解決の糸口を提案していくさまはボランティアとは思えない出来の高さでした。

ろう者・手話者はコミュニケーションの違いから地域の社会資源を活用しづらい宿命にあるのですが、東大生の心意気はそれを凌駕してくれました。最終報告会でも部外者から貴重なアドバイスをいただきました。

時代はどんどん変わっていきます。昔のように地域の社会資源を活用しづらいという問題課題もこういう若者の出現で過去のものになろうとしています。

ありがとうの種としてもこの流れを加速させる触媒として存在感をさらに高めていこうと思ったひと時でした。

「らしさ」に思うこと

こんにちは。
ようやく我が家も初雪が降りました。
センター試験に影響が出ないか冷や冷やしましたが、
-Social Café- Sign with Meの前にある東大は大きなトラブルもなく行われたようです。
悔いが残らない受験になることを祈っています。

ちょっと情報が遅れたのですが、フィリピン・ルバング島で30年も耐え忍んだ小野田寛郎氏が亡くなったことを知りました。

上記は有名な画像ですが、私自身、幼心に強烈なインパクトを受けた画でもあります。
なぜそこまでインパクトを受けたのか不思議でたまらず、中学生のころ小野田語録を追っかけた記憶があります。

その中で印象に残ったのが

「らしさ」を大切にする ことでした。

「らしさ」とは自分の役割が何であるかを正しく把握し、責任を持って遂行することであるという意味なのですが、あの屹然とした敬礼に日本人が失ったものというか、日本人としての矜持が幼心に強烈に伝わったのでしょう。

大人になった今、この言葉から改めて思うのは「ろう者」らしく生きることの大切さです。

ろう者として誇りを持って生きるために「ろう者」とは何か?の命題にしっかり向き合い、答えを探し求めて行く意思こそが世界を変えていく、創っていく原動力だと改めてそう思った昼下がりでした。

ありがとうの種としても初心を忘れず、「らしさ」を大切に頑張っていきます。

小野田寛郎氏のご冥福をお祈りします。
合掌

2014年

あけましておめでとうございます


昨年は生まれて初めて鼻の奥に白く光るものを見つけました。
その時の衝撃たるや、筆舌に尽くしがたいほどでした。 < 一部誇張入ってます(^_^;)
着実に齢を重ねていることを実感した年でした。

一方できちんとお天道様に顔向け出来ることをやりきっているだろうか?
これまでにないくらい自問自答した年でもありました。

こんな私ではありますが、初心を忘れずに使命に向かって魂のリミットを振り切っていきます!
今年もありがとうの種をお引き立てのほどよろしくお願い致します。

☆★感謝!★☆ 2周年を迎えました

こんにちは。

先日のクリスマスパーティーには
大勢の方にご参加いただき、ありがとうございました。

「ありがとうの種」として開業届を出したのは2011年12月1日、
あれからあっという間だったなあと
パーティで皆様とお話しながら、感慨にふけったところです。

そして、本日12月27日にはカフェ事業の
−Social Café−Sign with Meが2周年を迎えました。

ここまで来られたのもひとえに皆様の支えがあってこそです。

今日の投稿を書くにあたって、
去年の投稿を読み返してみました。

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これまで障害者というくくりの中で当事者が問題解決に向けて
「こういうことをしたい」と声をあげても
周囲の「できません」の一言で極端な話、すべて終わってしまいました。

この風潮もあって同じ仲間たちも「できない」と
自ら可能性を閉ざす傾向にありました。
ーーーー

起業から2年。
私たちを取り巻く社会環境は急激に変化しました。
当事者である私たちも、生きていくためには
その急激な環境の変化に即時に対応していく力を磨く
必要があると痛感しているところです。

-Social Café-Sign with Meはそういう場であり続けます。
2年前の起業にあたっては、家族には迷惑かけました。
その分、このカフェ事業をなんとか軌道に乗せなければと
がむしゃらに走り続けてこれたのかもしれません。
また、スタッフにも恵まれました。
今感じている感謝を、二倍、三倍・・・
いや二乗三乗にして、
社会に価値を還元できる組織にしていきたいと思います。

この2年、温かく見守っていただき、誠にありがとうございました。
そしてこれからの1年もまた、どうぞよろしくお願いいたします。