ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業

こんばんは。

ありがとうの種ではカフェ事業の他に手話普及事業も手掛けています。
大学や企業で手話の講義を受け持っていますが、3年前から株式会社ダスキンが運営する公益財団法人 ダスキン愛の輪基金が実施しているダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業の日本手話講師も務めています。

※ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業の概要は以下URLをご参照ください。
http://www.normanet.ne.jp/~duskin/

今年もひとりのろう者がシンガポールから来日しました。
名前はリサさんというのですが、大きく綺麗な目が印象的な女性です。
彼女はシンガポールで「盲ろう者」の生活向上を支援する団体を起ち上げるために応募したそうです。彼女もまた当事者です。今はまだ見えるのですが、将来は見えなくなるとのこと。

私の役目は日本で研修を円滑に受けられるように日本手話を教えることです。

この事業で来日する研修生は肢体障害や視覚障害等、様々なバックボーンを持っています。来日後3か月間、日本語の研修を受けるのですがろう者だけ別に日本手話の研修も受けます。

これはコミュニケーション様式の違いによるものです。ろう者は音声コミュニケーションで日本語を覚えるのは非常に大変です。まず日本手話を覚え、そこから書記日本語を身につけていくのが近道です。また日本のろう者コミュニティに参加して異国での孤独を防ぐ意味もあります。

今日は最終講義でした。最後にこれからの健闘を祈って別れました。

来月から各施設で専門研修がスタートします。
彼女を見かけたらぜひ手話で応援どうぞよろしくお願いします(^^)/

最後に日本手話を学んでみたい方、ぜひご一報ください。

ethica 掲載

こんばんは。
先日はおかげさまで2周年を無事迎えることが出来ました。
この場を借りてお礼申し上げます。今後も手話者が活躍できる場を広げていくべく頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、今日の本題です。
このたび、個人と世界のサスティナビリティーを提案する「ethica―エシカ―」に-Social Café- Sign with Meが取り上げられました。

この媒体は「エシカル」な女性、つまり倫理的活動(社会貢献等)に関心があり、生活の中で世界が豊かになる取組をしている女性を対象に感度の高い情報を発信しています。

取材にお見えになったライターも「COOL!」の形容詞がふさわしく素敵な女性でした。
カメラマンも これまた見事に素敵な女性でこの媒体のコンセプトを地で行ってるとはこの事!と思いました。

シンプルで色合いも女性好みのサイトになっています。
デートプランとして紹介されていますのでぜひご覧ください。
http://www.ethica.jp/2505/

開業2周年

こんにちは。

いつも「ありがとうの種」を応援していただき、
誠にありがとうございます。

おかげさまで本日開業届を提出してから
2周年を迎えることが出来ました。 

そんな日に開業前から共に動いております
スタッフが挙式されます。

人と人がつながるって本当に不思議な巡り合わせだと
いつも感じています。

こういうめでたい日をダブルで祝えることにただ感謝です。

つきましては大変恐縮ですが、
スタッフ総出で挙式をお祝いさせていただきたく
本日12月1日の-Social Café-Sign with Me
臨時休業とさせていただきます。 

いつもお世話になっております皆様には
大変ご迷惑をおかけいたしますが、
どうぞご理解のほどよろしくお願いいたします。 

障害者カップルのドタバタ日記

こんにちは!
今日は嬉しいニュースです。

−Social Café−Sign with Meにて月一回ペースで「しゃべら無イト」を主宰しているくらげ氏の著作【ボクの彼女は発達障害】が本日(9月10日)刊行されました!

くらげ氏は180センチオーバーの巨漢で、彼女は150センチにやっと届く小柄で可愛らしい方なのですが、それだけでなく本人は聴覚障害者で彼女は発達障害者と異色のカップルでもあります。

−Social Café−Sign with Meによくご来店されるのですが、仲睦まじく寄り添い、お食事されている様子を何度も見かけます。ある意味、−Social Café−Sign with Me名物?の光景です。

そのお二人がこれまでの「出会い」から「障害との付き合い」を日記風にコミカルに綴っています。全体的に柔らかい文章ですがその裏には色んな葛藤や苦しみがあったことは想像に難くありません。

そして実は拙著【Sign with Me -店内は手話が公用語-】の編集担当だった小野さんが担当されているのです。

不思議な縁を感じずにいられません。

少々勝手な思い込みかもしれませんが、ありがとうの種が蒔いた種がこのように芽吹いたように思えてなりません。そのくらい自分が上梓した事よりも何倍も何倍も嬉しい出来事です。

ぜひ皆様もお手に取って「発達障害」って何だろう?とお気軽にご覧いただけると幸いです。

以下からも購入出来ます。
手前味噌ですが【Sign with Me -店内は手話が公用語-】と合わせて新しい世界を覗いてみませんか?

ありがとうの種ストア

故郷に錦を飾る

こんばんは!
暦の上で立秋になりましたが、ますます燃え盛る夏ですね。
皆様もくれぐれも熱中症等にお気を付けください。

今日は念願だった故郷への恩返しです。
故郷は今でも自虐ネタにもなるのですが、
或るTV番組でかつて日本一無名の町として紹介された町です。

最近では「さしばの里」として頑張って町おこししています。
一見すると時間が止まったかのように錯覚しますが、里山と田園が調和した素敵な土地です。

今回は故郷の中学生を対象としたサマーボランティア企画で何をもって「障害者」なのかを考えてもらうことを中心にいろいろお話しました。

「ろう者として生きる私は障害者と思ったことは一度もない。
けれども障害者であることを私は受け入れている」

ちょっとした謎かけに聞こえたかもしれません。
でも私としてはこれ以上、正確な表現はないと思っています。

全部で28名だったと思いますが、どれも純朴で何よりも目が澄んでいたのが印象的でした。
もうとにかくかわいくて仕方なかったです。
逆に自分がどれだけ汚くなっているのかを痛感したひと時でもありました(笑)。

余談ですが、今回初めて中学校校舎が東日本大震災で全壊したと知り、ビックリしました。
二学期から今の三年生は初めて本来の校舎で勉強出来るそうです。

東日本大震災はまだ終わっていないことを再認識した日でした。

<番外編>
中央公民館につながる道

町名の由来にもなっている川

実家に帰る道

ソーシャルデザイン50の方法

ご無沙汰しております。
連日の猛暑、いや劇暑ぶりに人間の罪を感じるこの頃です。
皆様もまめな水分補給を忘れずにご自愛くださいませ。

さて、このたび中公新書ラクレから
「ソーシャルデザイン50の方法」が刊行されました。
著者は今一生氏です。

弊団体の取り組みが取り上げられています。

「ソーシャルデザイン」は東日本震災を機に普及した新語です。
一人ひとりが日常の生活の中で「気づき」や「疑問」を「社会をよくすること」に結びつけ、社会制度から生活基盤の整備に至るまでどのようにデザインするかを言います。

ぜひ皆様も手に取ってご覧いただけると幸いです。
以下リンクから購入できます。

2年越しのサプライズプレゼント!

こんにちは。
関東もついに梅雨入りしましたね。過去3番目の早さだそうです。
街路樹のサツキが満開ですが、雨のおかげでしばらく咲き乱れそうです。

梅雨といえば、草木も雨を恵みに年間で一番すくすく育つ時期です。
お客様から開業祝にといただいた「缶詰」を先日ようやく開缶して水やりしたのですが、
そら豆大の双葉が出てきたときは年甲斐もなく感動しまくってしまいました。

双葉には「THANK YOU」と刻まれていました。

裏には日本語で「ありがとう」と刻まれています。 

歳のせいなんでしょうか?もともとロマンチストだからなんでしょうか?
涙腺が緩みっぱなしで困りました。

開けるまで2年かかりましたが、この時間がまた返って感動をより深いものにしてくれています。
まさに「ありがとうの種」です。憎い演出というか、素敵なサプライズプレゼントでした。

私たちも梅雨シーズンでさらに成長して皆様に還元していけるよう頑張ります(*^_^*)

メディア露出のお知らせ

こんばんは。
今夜も田んぼから気持ちいい薫風が吹いてきます。
気がついたら西日本も梅雨入りしました。関東ももうすぐでしょうか。

ところで最近、メディア露出が増えてきています。
ありがとうの種は「一人ひとりが主役になる」ことを大切にしています。
これまでは起ち上げの経緯もあり、代表の柳が前面に出さざるを得ませんでしたが、
メディアもスタッフたちの頑張りに注目し始めるようになりました。
大変喜ばしいことです(*^_^*)

先日は−Social Café−Sign with Me店長の岡本が「東京大学新聞」に掲載されました。

 

他に「共同通信社」からも取材を受け、信濃毎日新聞に掲載されました。
この共同通信社は自前の媒体を持たず、他メディアに流す方法なので
これからも様々なメディアで目にするかもしれません。※画像は柳 真弓です。

 

更に!フリーペーパー「Co-Co Life」に上山が掲載されました。
撮影風景が次のリンクで紹介されているのでご覧ください → Co-Co Life☆女子部 

 

このようにありがとうの種は「誰もがありがとうをもらえる社会」を目指して
「一人の百歩よりも百人の一歩」を大切にしていきます!

今後の取り組みに乞うご期待ください!

旅人がたくさんお越しになりました

こんにちは。
ちょっと動くと汗ばむこの頃です。
我が家の庭に目をやると青トンボ(オオシオカラトンボ)のつがいが必死に新しい命を作っていました。もうそんな季節なんですね。

人間も同じで色々なところに出掛けたくなりますよね。
日常では味わえない出会いや気づきは自分の糧となり、その糧が周りに良い影響をもたらしていく。

ああ、ここまで書くと自分もどこか行きたくなりました。でも旅人をお迎えするのもひとつの旅だと思います。ありがとうの種でも-Social Café-Sign with Meにたくさんの旅人をお迎えしました。

自分のやりたいこと、そして生き方を模索したらここに辿り着いたんだそうです。最初は不安げな表情でしたが、途中から何か感じるものがあったようです。お帰りになる頃は満面の笑顔でした。

 

ろう文化宣言」を持参するくらい、ろう者から見た社会はどういうものなのか?正しい接し方は?と色々質問されてきました。華奢な方でしたが、その姿からは想像もつかない芯の強さがありました。

 

手話を使った仕事がしてみたいと富山県からお越しになりました。まだ片言レベルでしたが、スタッフと楽しそうに語らっていました。手話者として仕事出来る場所をどんどん作りたいですね。

 

ダンサーです。ダンス以外で表現力を活かした仕事を模索してお越しになりました。ダンス好きのスタッフと意気投合してました。最後は手話を覚えたい!と燃えていました。

 

東北大震災をきっかけに「支援」の在り方を必死に考えたらここに辿り着いたそうです。お仕事がIT関係のため情報障害を克服する支援について話が盛り上がりました。

十人十色とはよく言ったもので本当に特色豊かな旅人たちでした。
色々な視点、投げかけに私たちの方がハッとさせられることも度々ありました。
そうです。私たちも旅人を通して旅したのです。

やっぱり「旅行」はいいですね!
この体験を通してどんどん周りに還元していきたいと思います。

 

 

週刊 教育資料に掲載されました

こんばんは。
今日は各地で真夏日が記録されましたね。
5月としては統計史上初めてだとか。皆様もくれぐれも熱中症にお気をつけください。

話は変わりまして、拙書「Sign with Me」が週刊教育資料に取り上げられました。
学校経営や教育現場で読まれる雑誌で、私のような立場ではなかなかお目にかかれないのですが、寄稿者は国立特別教育支援総合研究所に勤めている方でした。

記事中にも書いてありますが、ろう者と聴者の双方が共にメリットのある関わりを目指すという考えを教育研究家からも評価されたことは自信になります。

余談ですが、隣国と不穏な空気が流れる昨今、−Social Café−Sign with Meでは国境がない交流の場になっていることに注目してくれたのも嬉しかったです。

これからどんどん暑くなりますが、−Social Café−Sign with Meでは今週から夏に向けて、皆様の美容と健康を意識したメニューが登場します。

ぜひ癒されにいらして下さい。お待ちしております!