社会資源の活用

こんばんは。
冬将軍の吐息は凄まじいですね。インフルエンザの猛威恐るべしです。
学級閉鎖も相次いでいるといいます。皆さん、どうぞお気をつけください。

先日、東京大学で【180 Degrees Consulting】という団体の最終報告会に出席しました。

この団体は学生による世界最大の非営利コンサルティング集団で、アメリカはハーバード大学を起源にアジア・ヨーロッパ・アメリカ地域の14か国で展開しているそうです。東京大学が日本支部になります。

社会奉仕活動をおこなう団体の抱える問題に対してイノベーティブで実用的な解決策を考えることにより、彼らがより大きな影響を社会に及ぼすことができるようサポートという崇高なミッションを掲げています。 ※詳細はこちらをご覧ください→【180 Degrees Consulting Japan】 

ありがとうの種が手掛ける -Social Café- Sign with Me 事業に大変興味をお持ちいただき、力になりたいと申し出てくれたのが昨年の11月です。

正味2ヶ月くらいでしたが、多国籍からなる若いメンバーとのやり取りはややもすると硬直化する私にとって刺激的なひと時でした。彼らにとっても「ろう者・手話者」という世界観は目からうろこだったといいます。

とにかくにも-Social Café- Sign with Meが抱える経営課題を抽出し、6つくらいに分類してそれぞれの解決の糸口を提案していくさまはボランティアとは思えない出来の高さでした。

ろう者・手話者はコミュニケーションの違いから地域の社会資源を活用しづらい宿命にあるのですが、東大生の心意気はそれを凌駕してくれました。最終報告会でも部外者から貴重なアドバイスをいただきました。

時代はどんどん変わっていきます。昔のように地域の社会資源を活用しづらいという問題課題もこういう若者の出現で過去のものになろうとしています。

ありがとうの種としてもこの流れを加速させる触媒として存在感をさらに高めていこうと思ったひと時でした。