何事も最初の第一歩と言うのは難しい。
というか、難しく考えてしまう。
実際は「案ずるより産むが易し」がほとんどだけれども。
かく言う私も起業という道を選び、第一歩を踏み出すまではもの凄い葛藤があった。
起業の動機はこれまでブログで色々述べたようにたくさんあれど、いずれもトリガーにはなり得なかった。
そんな折、テレビで「珈琲とエンピツ」を題材にしたドキュメンタリーを観た。
テレビの中ではろう者としてサーフショップを起業し、
私のところ(Social Café Sign with Me)にもしょっちゅう来る「閑古鳥」と戯れつつも、試行錯誤しながら前へと進む太田辰郎さんが映し出されていた。
その彼が呟いた一言。
「独立は特別な事じゃない」
私の中であれだけもやもやぐちゃぐちゃしてたものがこの一言であっさりパーンとトリガーを引いた。
そして今の私がある。
改めて思う。
ロールモデルという力作用のすごさを。
聴覚障害者起業家のロールモデルと言えば、中薗秀喜さんという方がいる。
彼が常々言うセリフに「人が通る。道が出来る。」と言うのがある。
本当にその通りだと思う。
この先達者のお陰で「ふつう」に起業出来たのだから。
この諸兄の方々の人徳のおかげで恐縮ながら可愛がって頂いている。
本当に有難い事だと思っている。
なんと-Social Café- Sign with Meロゴ入りのハンドメイドミニチュアボード!
もう本当に恐縮するばかり。
でもこの贈り物からひとつのメッセージを感じた。というか、受け取った。
独立は誰でも出来る。大事なのはこれから。
そして自分もロールモデルになる事の覚悟が求められると。
頑張ります!