「らしさ」に思うこと

こんにちは。
ようやく我が家も初雪が降りました。
センター試験に影響が出ないか冷や冷やしましたが、
-Social Café- Sign with Meの前にある東大は大きなトラブルもなく行われたようです。
悔いが残らない受験になることを祈っています。

ちょっと情報が遅れたのですが、フィリピン・ルバング島で30年も耐え忍んだ小野田寛郎氏が亡くなったことを知りました。

上記は有名な画像ですが、私自身、幼心に強烈なインパクトを受けた画でもあります。
なぜそこまでインパクトを受けたのか不思議でたまらず、中学生のころ小野田語録を追っかけた記憶があります。

その中で印象に残ったのが

「らしさ」を大切にする ことでした。

「らしさ」とは自分の役割が何であるかを正しく把握し、責任を持って遂行することであるという意味なのですが、あの屹然とした敬礼に日本人が失ったものというか、日本人としての矜持が幼心に強烈に伝わったのでしょう。

大人になった今、この言葉から改めて思うのは「ろう者」らしく生きることの大切さです。

ろう者として誇りを持って生きるために「ろう者」とは何か?の命題にしっかり向き合い、答えを探し求めて行く意思こそが世界を変えていく、創っていく原動力だと改めてそう思った昼下がりでした。

ありがとうの種としても初心を忘れず、「らしさ」を大切に頑張っていきます。

小野田寛郎氏のご冥福をお祈りします。
合掌