あ〜とん塾について

0歳から18歳(就学児童)までのろう児(手話を第一言語とするきこえない子)がろう者&手話者クルーと共に安心して生活・勉強する居場所

大切にしていること

成人の当事者をロールモデルにしながら「ろう」として生きる誇りをもって生活上の課題を自ら解決していける力を持った子どもたちを育てる

事業概要

運営形態

(1)児童発達支援

0〜6歳児(未就学児)

10:00〜13:00

※長期休暇中は10:00〜17:00の内、2時間

(2)放課後等デイサービス

主に小学部

学校授業後
14:00〜17:00

学校休業日
10:00〜17:00

※定員は(1)と(2)合わせて1日10名まで

(3)手話で学べる学習支援

手話を言語とする小学生〜高校生(あ〜とん塾登録者)

※詳細は別途お問い合わせください。

あ〜とん塾の特色

①ろう児のための手話環境

クルー、友達同士などで常に手話が飛び交い、健全な言語発達が望めます。

②ろう当事者のコミュニティ

ろう・手話者であるクルー、友達の言語、文化に触れて「ろう」としてのアイデンティティを形成し、ろうコミュニティを広げます。

③家族のため

教育・医療機関でない第三の立場からあらゆる情報を提供。家族のリフレッシュ時間も作ります。

④個々の年齢、ニーズに合わせた場所

0歳から18歳(就学児童)まで利用できる児童福祉法に基づく多機能型事業所(1日10名まで)

⑤学習支援

学校の予習復習を手助けします。

クルー構成

柳 匡裕 やなぎ まさひろ 管理者・あ~とん塾塾長

一般社団法人ありがとうの種 代表理事。グラフィックデザイナーや車両研究開発、障害者就労支援業を経て、障害者の就労に対する厳しい現実を体感。障害者が「ありがとう」と言われ、自尊心をもてる社会の実現を目指し、スープカフェを開業。現在は3つの大学で非常勤講師も務めています。

聴者文化をリスペクトしつつ、文化・言語少数者としてマジョリティ中心に回る社会の中でいかにエンパワメントしていくか、そしてマジョリティにメリットをもたらすwin-win関係はどうあるべきか日々思考しています。

多様なコラボレーションや新しい価値の創出を目指し、誰もが ありがとう をもらえる社会をコンセプトに「点」と「点」を結びつけて線に、そして面というひとつの「ありがとう」を生み出すために魂のリミットを振り切っていきます!

瀧尾 陽太 たきお ようた 保育士

これまで、保育園や手話関連のイベント等で「子ども」「手話」を専門に実践経験を重ねてきました。

大学院では「聴覚障害児の保護者支援」をテーマに修士論文を書いています。

あ〜とん塾では、これまで築いてきた

・実践経験
・知識
・専門家や保護者との人脈

をフル活用して、親子への丁寧なフォローと手話環境づくりに力を入れていきます!

修士論文: 聴覚障害児の親支援における文化言語モデルの重要性(PDFファイル)

石川 さと いしかわ さと 児童指導員

2021年度からお世話になります。

大学では、福祉を専攻し、ろう教育について専門的に勉強してきました。
また、手話に関するボランティア活動やサロン運営に取り組みました。

あ〜とん塾では、これまでのろう当事者としての経験を生かし、子どもたちにとって自分らしく学べる居場所を築けるよう支援していきます。

岡本 記代子 おかもと きよこ ありがとう種理事・経理

特別支援校の乳幼児相談員の他、プライベートでは、手話で指導する柔道クラブでろうの子供たちに柔道を教えています。

この経験を生かして子どもたちと一緒に成長していけたらと思います。

「情報を集める力」
「考える力」
「自分から意見を言う力」

この3つの力を伸ばすお手伝いをしていきます!

その他クルー

  • 児童発達支援管理責任者
  • 児童指導員
  • 保育士
  • 手話通訳士

など複数在籍