開業します

皆様 こんばんは。
すっかり寒くなってまいりました。風邪も流行りはじめています。
どうぞお気を付け下さい。

さて、ギアチェンジ告知から1か月。

ありがとうの種は株式会社スープアンドイノベーション(本社:長野県長野市 代表取締役社長 室賀 康)が展開するスープ専門外食チェーン「ベリーベリースープ」とフランチャイズ契約を締結し、「手話者のみで運営する」ことをコンセプトに「-Social Café- Sign with Me」を12月21日(水)にグランドオープンする運びとなりました。

同時に「-Social Café- Sign with Me」のサイトもリリースいたしました。
http://http://signwithme.in/

またろう者・聴覚障害者のポータルサイトを運営している「しかく」とも協奏・協創して「しかくスペース」「しかく塾」の企画運営を手掛けることになりました。詳しくはサイトをご覧ください。

-Social Café- Sign with Me1号店 概要

□所在地
東京都文京区本郷 5-23-11 野神ビル2F

□グランドオープン日
平成23年12月21日

□店舗名
– social cafe – sign with me × very berry soup

□営業時間
10:00 ~ 20:00(ラストオーダー 19:30)

□連絡先
オープン日迄のご対応先:ベリーベリースープ全国本部
広報担当 原田 TEL 026-223-6142

□コンセプト
目の前に東京大学を構え、「憩い」「学び」「相談」の調和した知的食空間。
「スープ」「スイーツ」を通して手話空間を楽しむ場を提供する新たなカフェ。女性がひとりでも気軽に白いごはんを食べられるカフェ。

□店名由来
視覚言語である手話をポジティブに連想させるカフェをイメージして命名いたしました。

◆◆株式会社スープアンドイノベーションより◆◆
ありがとうの種の「誰もがありがとうをもらえる社会にしていく」理念に共感し、この度「-Social Café- Sign with Me」のオープンという企画を実現いたしました。従来型の行政主体の非営利団体としての運営とは異なり、今回の出店は下記の部分で新たなチャレンジをいたします。

1.企業法人である株式会社スープアンドイノベーションがフランチャイザーとなり、徹底的に利益を追求する店舗を構築
2.100%民間出資(NPOなどからの補助を求めない独立系)
3.飲食売上だけで黒字を創出するための、飲食店に特化した「手話者オペレーション」の新規開発
4.手話を幅広く日常で使用してもらう事を目的に、ベリーベリースープ既存店にも「手話オペレーション」を導入
5.1つの外国語を学び習得することと同じように、手話も気軽に学び習得できることを伝える店舗づくりの設計

「手話」という空間で紡ぎだされる言葉を通して「スープ」という温かみのある料理と美味しい「スイーツ」に彩りを添えながら「料理」「憩い」「手話」「学ぶ場」の調和した空間を、東京都文京区本郷という最もコンセプトに適したロケーションでスタートいたします。

今後も、ベリーベリースープにおける新たな取り組みに、是非ともご期待ください。

ギアチェンジ


ご無沙汰しております。皆様、お元気ですか?

いよいよ本格起ち上げに入りました。

ありがとうの種はこれまでのイベント出店型から常設出店型にシフトすべく、断続的に業界団体と交渉を重ねていました。

同時に組織の見直しも行い、事業スピードをあげる体制に整えてきました。

ありがとうの種は当事者意識・当事者主体によるコントロール下において、福祉的アプローチではなく、ビジネスアプローチから当事者問題の解決を目指す組織です。

ビジネスの基本は社会にどれだけ価値を提供出来るかですが、ここでは日本手話という言語的少数者として社会にどれだけ価値提供出来るかを意味します。

しかし、この道のりは平坦ではありませんでした。

一番の壁は資金調達です。
実はこの半年で複数の金融機関から門前払いされました。

私はいわゆる「聴覚障害者」です。
聴覚障害者が社会的価値を提供出来るのか?という空気の中で理解してもらうのは想像以上に困難を極めました。

もちろん、背景には聴覚障害者への偏見もありました。
現に遠回しですが「口のきける人を寄こしてくれないと理解することが出来ない」というような断られ方も経験しました。

その中、ありがとうの種の想いに賛同して手を挙げてくれた企業が現れました。

福祉ではなくビジネスでコラボしていく、すなわちありがとうの種は価値提供出来る存在と認めてくれたからこそ、フランチャイズ加入を承認してくれたのです。

このフランチャイズ加入が社会的に持つ意味は3点あります。

一つ目は聴者とビジネスでコラボするというロールモデルの提供です。
二つ目はスケールメリットを活かした社会的影響力・発信力であり、
最後の三つ目は当事者がイニシアチブをとれる職場の創出です。

特に最初の「聴者とビジネスでコラボ」という点はこれまでにない取り組みです。
今までは援助という形でのコラボはあってもビジネスという形(win-win関係)でのコラボはあまり例がありません。

聴覚障害者も聴者に価値メリットを提供できるという意味になるからです。

そしてその影響力、発信力は大きいものになると思います。
まさに私たちの取り組みは試金石となります。

懸念の資金調達も理解のある金融機関に巡り合い、公平にありがとうの種のビジネスモデルを評価してくれました。結果は満額での融資承認でした。この時ほど嬉しいものはありませんでした。

ここまで半年かかりました。

これも一重にありがとうの種に共感して有形無形の支援をしていただいた皆様のおかげです。
感謝してもし足りないくらいです。

恩返しは事業を通して社会貢献することで返していきたいと思います。

さあ、いよいよ新章に突入します。
乞うご期待を。