選挙に思う

ご無沙汰してます。
毎年なぜか鼻風邪に悩まされるのですが今年もやってしまいました。
学習能力の欠如ですね。猛省です。凹みつつも通勤路の風景はこのしつこい鼻風邪の悩みを忘れさせてくれます。

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話しは変わりますが、先日の統一地方選聴では聴覚障害の議員が2名誕生しました。詳しくは以下リンクをご覧ください。

斉藤理恵氏
ブログ
やねたに敦子氏
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職域の創出をミッションに取り組んでいる私たちにとって非常にエポックメーキングな出来事です。

世の中は聴者によって作り上げられた社会です。
「声」で動く社会の中で「声」を用いず自律的に動くのは想像以上の困難があります。

政治も「声」を前提とした価値や制度で運用されており、選挙運動も「声」以外の行動には色々な制約があります。
その環境下で2名の議員が誕生したのは非常にすごいことです。

思えば当団体も飲食をフランチャイズで運営すると決めた当初は各方面から心配されました。
文化(価値や制度)が違うのに聴者とビジネスでコラボなんて出来るのかというようなニュアンスでした。

それが気付くと都内に手話で運営するカフェレストランがいくつも誕生するようになりました。当たり前になってきたのです。

それだけでなく町興しにSocial Café Sign with Meが一役買うまでに存在価値が認められるようになってきています。

本郷百貨店
本郷百貨店

おかげさまで東京大学をはじめとして名立たる大学や研究機関から職業選択や就労の在り方について色々な方々がリサーチしに来ています。

何度も述べてきましたが、当事者問題は当事者自ら動かない限り本質的解決は出来ません。でも方法が分からない人たちはたくさんいます。そのために当団体はロールモデルとして存在し続けます。頑張ります!